知っておきたい税金のこと。一人暮らしを少しでも楽にするために･･･
一人暮らしで生活費用すらも不安定だから･･･なんて理由では納税の義務からは逃れられない。
税金にはどんな種類があって、どんな仕組みになっているのか。
また、税金の支払いを楽にするコツなどを知って、一人暮らしの費用的な負担を少しでも軽減するのじゃ！
一人暮らしの社会人が支払うべき税金にはどのような種類があるじゃろうか。
また、それを軽くするためにはどんな手だてがあるのか？
社会人と学生の大きな違い。
それは、納税の義務があるということじゃ。
もちろん、消費税は身分問わず支払っている税金じゃが、所得税や住民税はある一定金額以上の稼ぎがある人だけに課せられる税金じゃ。
いずれも、収入に応じて「支払うべき金額」が決まっておってのう、人によって差が大きいために、一概に「○万円」とは言えないのじゃ。
たいていは給料から天引きされておるから、自分がいくら税金を納めているかわからないという者は一度給料明細をじっくり眺めてみると良いじゃろう。
これらは、基本的には「一人暮らしだから」「生活費用が厳しいから」といった理由で免除されるものではない。
一人前の社会人として果たすべき義務じゃ！
ただのう、住民税の場合は、前年の収入に応じた金額が請求されることになっておる。
ということは、「去年までは働いていたけど今年は失業していて収入がない」という苦しい状況でも数十万円の税金を支払わねばならないという状況に追い込まれるケースも出てくるわけじゃ。
特に、就職する目処が立っていない状態で一人暮らしを継続している場合は、生活費用の捻出だけでも精一杯じゃろう。
そのような時、自治体によっては住民税を減免してくれる制度もあるようじゃ。
事実、川崎市では住民税を７割減にしてもらったという事例があるんじゃ。
諸君が住んでいる自治体にも同じような制度があるかもしれんから、一度確認してみることじゃな。
ひと月に数万円の税金を支払わなければいけないというのは、経済的にも心理的にもキツイものがある。
じゃが、例えば住民税などは、（自分で支払っている場合は）約2か月に1回のペースで分納できる仕組みになっておるんじゃ。
支払月になって慌てるのではなく、毎月少しずつその分を別にして蓄えておけば、少しは負担を軽くできるんじゃなかろうか。
また、払いすぎた税金は年末調整で戻ってくることになっておるから、勤め先での年末調整書類は必ず提出するように！
各種保険や住宅ローンについては税金が控除されることになっておるから、書類の記入は“抜け”がないように何度も確認することじゃな。
自治体によっては、一定の条件を満たした住宅リフォーム費用について税金を控除してくれる制度もあるようじゃから、担当の窓口に問い合わせてみるが良い！
もっとも、一人暮らしの住宅でのリフォームは対象になるケースは少ないかもしれんがのう･･･。
一人暮らしの総合情報
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