一人暮らし 費用 敷金礼金なし

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一人暮らしを始める際の初期費用を節約できることで人気の「敷金礼金なし」の物件。

 

しかし、安易にうまい話に乗せられてはいかんのじゃ。

 

そういう物件には、何かしらデメリットもあるもんじゃからのう。

 

費用の都合などで敷金礼金なしの物件で一人暮らしをする場合に、注意すべき事項をまとめておいたぞい。

 

 

 

そもそも、敷金礼金の意味を正確に把握しちょるだろうか？

 

敷金礼金なしの物件はなぜ怖いのか、それを理解するには基本をおさらいしておくことが大事じゃ！

 

一人暮らしをしようと賃貸物件を探していると、「敷金礼金なし」という謳い文句を大々的に掲げている物件をよく目にするじゃろう。

 

そもそも、敷金礼金というのがどんなものかわからないという若者も多いんじゃかろうか？

 

まず敷金のほうはじゃな、別名「保証金」とも呼ばれるもので、万が一の修理費用として使われるお金なんじゃ。

 

日常生活の中で、ドアを壊してしまったり床にキズを付けてしまったりすることはあるじゃろう？

 

そういう場合に、事前に支払ったこのお金で補修するんじゃ。

 

大家さんにとっては「保険」みたいなものじゃな。

 

これは、基本的には退去する時に戻ってくるお金じゃ。

 

次の「礼金」は、「仲介手数料」とも呼ばれるもの。

 

これは、部屋を貸してくれる大家さんや管理会社への謝礼金のようなものじゃな。

 

よって、一度支払ったら戻ってこないものだぞ。

 

家賃の1ヵ月分が上限じゃが、物件によってはもっと安いところもあるようじゃ。

 

敷金も礼金も、普通に考えれば「請求されても仕方あるまいな」と納得できる内容じゃ。

 

しかし、それがゼロというのはどういうことなんじゃろうか。

 

万が一、補修が必要になった場合、大家さんはどうやって費用をねん出するのじゃ？

 

部屋を貸してもらうのにお礼もなしで良いんじゃろうか？？

 

･･･この世の中、そんなにうまい話があるわけなかろう！！

 

一見「初期費用を節約できる！」と見えて一人暮らしには人気のようじゃが、実際は別の部分で金銭を取られている場合が多いようじゃな。

 

例えば、家賃を相場よりも高めに設定されていたり、退去時に「原状復帰代」「クリーニング代」という名目でお金を請求されたり。

 

本来は徴収されるはずがない費用（例えば鍵の交換など）を請求されることもあるそうじゃ。

 

うまい話には、必ず裏があるということじゃな。

 

「敷金礼金なし」に安易に乗せられてはいけないのだ！

 

「敷金礼金なし」の物件は、確かに初期費用を抑えられるというメリットはある。

 

必然的に、金銭的に余裕のない若者の一人暮らしなどが多くなるじゃろう。

 

ということはつまり、常識のない行動をする住人が集まりやすいということじゃ。

 

友達を呼んで夜中までバカ騒ぎしたり、近所迷惑も考えずに大音量で音楽を聞いたり、人目もはばからずに痴話げんかをしたり･･･といった騒音トラブルが多いようじゃな。

 

金銭的な都合で「敷金礼金なし」の物件を選ぶ場合は、その点は目をつぶるという覚悟が必要のようじゃ。

 

それから、後々の金銭トラブルを避ける意味でも、万が一の補修費用や原状復帰費用の負担区分については事前に確認しておくが良いぞ。

 

入居時からついていた傷やシミなどは、写真に残しておくというのは基本中の基本じゃ！

 

ハンディのある条件下での一人暮らしでは、自分の身を守れるのは自分と心得るべし。

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