一人暮らしの退去費用の相場ってどのくらい？

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一人暮らしの退去費用の相場ってどのくらい？

賃貸物件を引き払う時に気になるのが、退去費用のこと。

それは必ず発生するものなのか、その場合の相場はどのくらいなのか？

意外と知られていない退去費用の実際について、ケース別の相場金額を踏まえて紹介するぞい！

賃貸物件の退去費用とは、どのような時に請求されるお金なんじゃろうか？

支払えないほどの金額だったらどうしよう･･･と苦慮されている諸君のために、実際のところをリサーチしてみたのじゃ！

退去費用は必ず発生するの？

別の物件に引っ越したり、一人暮らしを解消して実家へ戻る、結婚して新居を構える･･･となれば、今住んでいる物件を引き払うことになるじゃろう。

その時に備えて、あらかじめ知っておかなければならないのが退去費用のことじゃ。

賃貸はあくまでも「借り物」じゃからのう･･･、「借りたままの状態で返す」というのが理想の姿なんじゃ。

しかし、壁の汚れや床の傷、凹みなど、故意にやったわけではなくても経年劣化で避けられない損傷もあるじゃろう。

基本的に、普通に使用している範囲内での劣化や汚れについては、退去費用の支払い義務はないのじゃ。

ただ、「たばこのヤニで壁紙が汚れた」「壁や床を蹴って穴を開けた」「ドアを開け閉めする力が強すぎて金具が壊れた」という場合は、支払い義務が発生する。

その場合でも、入居する時に支払った敷金で賄えるケースがほとんどじゃよ。

相場としては、数万円といったところじゃろう。

一般的な費用相場は？

事前に敷金（通常は、家賃の数か月分）を支払ってあったのであれば、修繕にかかった分のお金がそこから差し引きされて、残りが返還される形になっておる。

つまり、改めて「退去費用」を用意する必要はないのじゃ。（もちろん、修繕にかかる金額が敷金を超えてしまった場合は追加で請求されるぞい！）

ただ、最近は「敷金・礼金ゼロ円」という物件も多いじゃろうから、気軽に入居できるというメリットがある一方で「退去費用をいくら請求されるんだろうか」という不安もあるのう。

相場としては、壁紙クロスのクリーニングで3万円、フローリングの傷の修繕で約2万円、クローゼットのドアの破損修繕で3万円、ガラスの破損が1～2万円といったところじゃ。

もちろん、個々の物件によって使用される部材のグレードも異なるわけじゃなから、請求される金額にも幅があるじゃろう。

また、退去費用は住んでいた年数によってもかなり違うんじゃ。

長く住めば住むほど、避けられない「経年劣化」も多くなるわけで、それだけ請求金額もお安くなるんじゃよ！

思わぬことでお金を請求されることもある

退去費用というと、「汚した」とか「壊した」という部分にばかり注目してしまいがちじゃが、「なくしたものはないか？」という点にも注意を向けて欲しいのじゃ。

これはワシが実際に経験したことなんじゃがな、洗濯機を取り付ける場所の蛇口についていた金具と、エアコンのダクトを通す部分についていたフタのような部品を紛失してしまってのう。

いや、正直なところ、それが最初からついていたのかどうかもワシには思い出せないレベルなんじゃ。

他の部分は傷も汚れもなかったのに、その2つを紛失したということで1万円以上の請求があったことを覚えておる。

その出来事に懲りて、次の引っ越しからは「最初に何があったのか」を写真つきで記録しておくように心がけておるぞい。

退去費用の相場を知ることも大事じゃが、自分が借りた時の状態をしっかり証拠つきで残しておくことも忘れてはいかんのじゃ！

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