1階の一人暮らしは、防犯面、生活面、両面から見て正直オススメできん
一人暮らしの防犯では、1階の物件に関する相談が多いの。
2階も1階も、そんなに変わらないという意見もあるようじゃが、やはり1階は避けておきたいところじゃ。
防犯面と、生活面の両方で、1階の物件が持つ注意点を紹介するぞ。
1階に住もうが、10階に住もうが、基本な防犯対策は一緒じゃ。
こちらの記事に書いてあるとおり、侵入しにくい環境を作り出すアイテムやグッズを使って、カギを増やすこと。
とにかく、
泥棒などの不審者は、侵入に10分以上かかると諦める
この事実を頭に叩き込んでおいて、侵入するまでの手間を増やすことが一人暮らしの防犯対策として、最も優先すべきことなんじゃ。
カギを増やし、侵入されにくくすると共に、こういった防犯スプレーを部屋の中に常備しておくと良いじゃろう。
一人暮らしの防犯対策として次に大切なことは、狙われないことじゃ。
- 周囲が整理されていない
- 乱雑に扱われている形跡がある
- 洗濯物が片付けられていない
- 玄関先が汚れている
などなど、簡単に言うと、ズボラな性格ほど、狙われやすいということになるかの。
マメに掃除をしたり、整理整頓をしていると、何か変化があった時に早期発見ができる。
しかし、何事も後回しにしたり、掃除をまめにしなかったりすると、周囲で起きている変化に気がつくことができない。
一人暮らしの場合は、整理整頓するのも、掃除をするのも、ご飯を作るのも、自分一人しかお欄からの。
何階に住んでも、この基本的な考え方を忘れるでないぞ。
ちなみに、外から見て一番目立つのは、やはり洗濯物じゃな。
洗濯物を見れば、性別や年代、趣向までもが分かってしまう。
こちらに洗濯物に関する防犯の基礎知識と、対策についてまとめてあるから、併せて読んでおくと良いじゃろう。
昔から言われている「男性物の下着を干す」などは、実は逆効果だったりするからの。
正しい知識を学ぶことが大切じゃ。
今までは防犯面を重点的に見てきたが、これからは1階で生活する上で知っておいたほうがよいポイントを紹介するぞ。
どちらかというと、1階で一人暮らしをすることは、デメリットの方が多いかの。
高層マンションに行ったことがあると分かるんじゃが、高くなればなるほど風が強くなる。
ということは、一番低い1階は風通しが良くないということになるの。
そうなると、自然と湿気が溜まりやすいという結論に至るじゃろう。
実際に、冬に結露などすると、湿気が凄いぞ。
梅雨時期なんかは、よっぽど注意しておかないと、浴槽などにはすぐにカビが生えてくる。
そんな湿気対策としては、やはり窓を定期的に開けて換気をすること。
しかし、窓を開けるということは、カギを開けっ放しにしている状態になり、防犯面では弱くなってしまうというジレンマもある。
ワシの場合は、こういった補助ロックを活用して、窓を開けておるぞ。
防犯対策として考えても、補助鍵はとても有効じゃ。
1階に一人暮らしをする場合は、必須のアイテムじゃろう。
1階に一人暮らしすると、どうしても気になるのが、道路を通る人の目線じゃ。
2階であれば目線が合うことは無いんじゃが、1階ともなると、やはり洗濯物を干していたりするときに、目が合う場合もある。
これが実に気まずい。
目が合うということは、目線が同じということじゃから、当然部屋の中も、場合によっては見えてしまうことがあるじゃろう。
通行人が意識していなかったとしても、住人の不注意で部屋の中が見えてしまう確率も高い。
日中も、こういったミラーレースカーテンを上手に利用しておきたいの。
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1階の部屋が道路に面している場合は、排気ガスについても注意しておかないといかんぞ。
ワシが以前住んでいたところで、大通りに面していた部屋があったんじゃ。
実際に住んでいたのは2階だったんじゃが、道路に面している玄関は、毎日雑巾がけをしていても、翌日になると真っ黒になっていた。
これ、もしベランダが道路に面していたら、、、と考えて恐ろしくなったことを覚えておるわい。
2階でこれだから、1階はその倍以上の影響があると考えられる。
家の中は湿気が充満しているから窓を開けて換気をしたいと思っても、窓を開けると排気ガスが、、、なんて状況だけは避けたい。
ま、現代では、こういった空気清浄機もあるから、窓を開けなくても換気できるかもしれん。
しかし、水と空気は生活をしていく上で大変重要な要素となるから、一人暮らしの物件を探す際には、防犯面と併せて生活環境についても確認しておくんじゃぞ。
以上の理由から、一人暮らしをする場合、防犯面でも生活面でも1階に済むことは避けたいところ。
できれば、2階以上の物件を探して、防犯対策を施すようにすることが良いじゃろう。
しかし、一人暮らしではなく、家族で住む場合は1階がオススメな場合もあるんじゃ。
特に、小さなお子さんがいらっしゃるご家庭は、下の階への騒音問題が無い分、精神的に楽になる。
階下への騒音問題は、母親にとって非常に負担になることなんじゃ。
旦那さんはなかなか気が付かない点かもしれないけれど、物件選びの際に、気遣ってやれると良いじゃろう。
一人暮らしの総合情報
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