離婚の引越しはトラブルを回避したい!見積もりで揉めやすいポイントは?
離婚は、2人で一つだったものを完全に二つにわけることだと言っても過言ではなかろう。
住居も然り。
愛の巣から旅立つには、物理的にも気持ちの上でもある種の潔さが必要じゃ。
引越し業者に余計な負担をかけないためにも、見積もりを取るまでにやっておくべきことがある。
ここでは、離婚に伴う引越しに必要な準備と心構えについてまとめてみたぞい。
離婚して、別のアパートに移る。
もしくは、実家に帰る・・・となったら、結婚した時とは逆の工程が必要になる。
引越しの際にはこんなことに注意しよう。
離婚が決まったら、片方が、もしくは両方ともが違う場所に引越しをすることになるじゃろう。
ということは、今は入り混じっているその荷物を大きく2つに分けなければいけないというわけじゃ。
例えば、以下のような感じで、行先も・利用する引越し業者も別の荷物が家の中に混在するということになる。
- 夫の荷物⇒A市へ △△引越しセンターを使って
- 妻の荷物⇒B市へ □□引越しセンターを使って
しかし、荷物が入り混じった状態で見積もりに来てもらっても、業者側はちと戸惑うのではないじゃろうか。
「一体、俺たちはどの荷物を運べば良いんだ?」
それがパッと見て視覚的にわかりやすい状態になっていないと、正確な見積もりは出せんのじゃ。
せめて、こんな配慮が必要じゃな。
- 行き先別に違う色のシールを貼る
- 部屋を分けて、それぞれ行先別の荷物をまとめる
シールを貼るにしても荷物を分けるにしても、まずは荷物を整理することが大事じゃな。
明らかに自分のもの(衣類、雑貨、書籍など)はいいとして、問題は「一緒に買った家具」じゃ。
テーブル、ソファー、白物家電・・・etc。
「どっちのものか」で揉めて引越し準備が難航することが多いようじゃ。
それを目の前でやられたら、引越し業者もたまったものではないじゃろう。
感情的にならず、冷静に話し合うことが大事じゃ。
「費用は誰が払ったのか」を明確にすることはもちろん必要じゃが、権利ばかりを主張しても対立を深めるだけ。
相手に対する思いやりも必要じゃな。
くれぐれも、片方が全ての家具・家財を独占するようなことがないようにしたいものじゃ。
必要に応じて、無料の法律相談なども利用してみると良いじゃろう。
「弁護士への相談はお金がかかる」と思っている方が多いようじゃが、各自治体が窓口となって無料相談を受けつけているところもあるので、まずは問い合わせてみることじゃ。
上記はわりと計画的に離婚を進める場合の話。
一方で、DVなどがからむと「夫(もしくは妻)がいない間に引越しを済ませてしまいたい」という夜逃げならぬ昼逃げのような引越しニーズもあるようじゃ。
この場合、例えば「明日の昼に引っ越したい」という希望は叶えられるのじゃろうか。
これについては、引越し業者各社が回答しているこちらのサイトが非常に参考になるぞい。
⇒ ズバット引越し比較 「夫と別居・離婚したい!当日で引越しできる?時間はどのくらいかかる?」
LIVE引越サービス、サカイ引越センター、アート引越センター、ハート引越センター・・・と有名どころの業者が回答しているが、どこも基本的には「できますよ」というポジティブな回答。
サカイ引越センターにいたっては「新居の場所など、情報を漏洩することはありません」とプライバシー保護についても気遣ってくれているのが印象的じゃな。
ただ、時期によってはやはり「いきなりの引越しはキビシイ」というのがどこの業者も本音じゃろう。
見積もり依頼は余裕を持って行うに越したことはないのじゃ。
離婚には様々な事情があるじゃろうが、他者から見れば完全なる自己都合。
夫婦の問題には全く関係のない引越し業者の担当者を巻き込むことがないように、引越しには周到な準備が必要じゃな。
離婚に伴う引越しで注意したいポイントとまとめておこう。
- 見積もりを取る際は、荷物はわかりやすい状態で分けておこう
- 一つしかない家具・家財の所有権については事前に話し合うべし
- 当日の引越しは不可能ではないが、余裕をもって見積もり依頼するのが基本
終わりよければすべてよし。
立つ鳥跡を濁さず。
有終の美。
どれだけ最悪な結婚生活だったとしても、最後は晴れやかに笑って新しいスタートを迎えよう。
一人暮らしの総合情報
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