退去費用 払えない

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退去費用が払えない場合、一人で悩んでいても埒が明かん。

 

とはいえ、どこに相談したら良いのかわからないという諸君も多いかもしれんのう。

 

あらかじめ、頼る先をチェックしておくのが身を守ることにつながるのじゃ！

 

• 「初めて一人暮らしを始める」
• 「新しい物件に引っ越す」

という場合は、「物件を契約する時にはお金がかかる」という心づもりがあるからある程度の覚悟はできているはず。

 

しかし、退去する時となれば「最初に払った敷金が戻ってくる」という認識でいる諸君も多いのじゃなかろうか？

 

ところがどっこい！場合によっては、別途、退去費用を請求されてしまうケースもあるんじゃよ。

 

一般的には、経年劣化に伴う損傷に関しては入居者が負担する義務はないので、本来は「退去費用はゼロ円」となるはずなんじゃ。

 

しかし、たばこのヤニや子供の落書き、床・壁を殴打してつけたキズや凹みなどがあれば、それなりの金額を請求されるじゃろう。

 

「え、そんなお金ないよ。」「だって、引っ越しにもお金がかかるし」「そんな金額、払えない･･･」とピンチに陥る諸君も出てくるかもしれんのう。

 

一括で払えない場合、まずは払える分だけ入金してあとは分割で･･･というスタイルで対応してくれる管理会社が多いようじゃから慌てることはない！

 

ないお金はないわけじゃから、まずは交渉あるのみじゃ。

 

たとえ今の自分には払えない金額だったとしても、だからといって退去費用の支払い義務を放棄して逃げることはオススメできんぞい。

 

基本的に修繕自体は大家さんのマネーで行うことになるんじゃが、「借主が退去費用を払わなかった」という事実が消えることはないんじゃ。

 

法的手続きには踏み切らないにしても、保証会社（賃借人の連帯保証人のような役目。

 

家賃を滞納したり、支払い義務を放棄したりした場合に、その代位弁済をする）のブラックリストに載ってしまう可能性が高い。

 

そうなると次の家を借りたりローンを組んだりする際に不利になるんじゃ。

 

若気の至りが原因で、将来、愛する人との新居が持てない！･･･なんてことになるのは情けないとは思わんか？

 

退去費用は、払えないからといって踏み倒して良いものではないんじゃよ。

 

請求された退去費用がどうしても払えないということならば、まずは管理会社に交渉することじゃ。

 

場合によっては過分請求されている可能性もあるから、できればリフォーム会社の人に見積もりを取ってもらうのが理想的。

 

（請求されてい額よりも明らかに安いようであれば）その金額を提示し、「自分で業者に依頼して原状回復します」と言えば、請求額を下げてもらえることもあるようじゃ。

 

交渉しても納得のいく形で話がまとまらない場合は、宅建協会や不動産の無料相談、弁護士の無料相談、消費生活センター（独立行政法人　国民生活センターの管轄）に相談してみるが良い。

 

入居者側が不利にならないように、なにか知恵を貸してくれるはずじゃ。

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