退去費用 トラブル

トップページ ＞ 一人暮らしの退去費用の相場ってどのくらい？ ＞ 退去費用で多いトラブルを事前にできる回避策とは？

ツイート　　

 

退去するに当たって、「えっ、こんな話、聞いてないよ･･･。」というトラブルに見舞われるケースもあるようじゃ。

 

本来は支払わなくても良いお金を、管理会社に言われるがままに支払ってしまったという者も多いようじゃから、これから一人暮らしを始めるor退去を予定している諸君は事前に勉強しておくが良い！

 

退去費用でよくあるのが、「敷金が戻ってこない！」というトラブルじゃ。

 

敷金というのは、入居する時に支払うお金じゃな。

 

これは、「備品を壊してしまった」「入居している人が家賃を踏み倒して逃げてしまった」等の「万が一」に備えて徴収されるお金じゃ。

 

あくまでも「万が一」の保険のようなものじゃから、何もなければ通常は退去する時に戻ってくるはず。

 

普通に生活している範囲内でついたキズや汚れについては入居者に請求してはいけないルールになっておるから、「退去費用として使わせてもらう」などと言うのは原則的にはあり得ない話なのじゃ。

 

ただ、最近は「敷金・礼金なし」という謳い文句の物件も増えておる。

 

この場合は、入居する時は楽じゃが、退去する際にいきなり数万円の退去費用を用意しなくてはならなくなる場合もあるんじゃ。。

 

1人暮らしで物件探しをする場合は、目先の利益ばかりにつられるのではなく、退去する時のことも考えて選んだほうが良いじゃろうな！

 

普通に生活している分には、高額な退去費用を請求されるということはありえん話しじゃ。

 

ただ、故意に壊したとか、たばこのヤニで汚した･･･となれば、これは補修の費用が発生するじゃろう。

 

敷金として支払った分の中から引かれることもあり、これまたその割合を巡ってトラブルが起こることもあるようじゃな。

 

基本的に、「壊した」「汚れた」という場合の補修やクリーニング代は入居する際に支払った「敷金」の中で賄われる。

 

たいていは「敷金　－　ハウスクリーニング（＋補修）」の差額が戻ってくるんじゃが、場合によっては「足りないから追加で支払ってくれ」と言われてしまうこともあるんじゃ。

 

「そんなバカな！いくらなんでも高すぎるんじゃないか！？」ということでトラブルが勃発するというわけじゃ。

 

このような退去費用を巡るトラブルを回避するためには、とにもかくにも入居者自身がしっかりすることが大事じゃ。

 

退去の際、全ての家財道具を出した後に管理会社の人（または大家さん）がやってきて「退去立ち合い」が行われるんじゃが、ここでの受け答えが最も肝心じゃ。

 

まずは、その人が本当にその管理会社の人間であることを確認すること。

 

管理会社を装って高額な退去費用を奪い取る詐欺もあるそうじゃ。

 

名刺をもらえるかどうか聞いてみて、その反応が怪しければ疑ってみたほうが良いのう。

 

少しでも疑問を感じる部分があれば、安易に確認書にはサインをしないことじゃ。

 

また、事前に退去費用に関するガイドライン（国土交通省が発行）を確認しておくことも大事じゃな。

 

これは退去費用を巡るトラブルを避けるために作成されたもので、「入居していた人は、何をどこまで負担すべきか」が明確に定められておるんじゃ。

 

「借りたものを、そのままそっくり新品の状態で返す」というのではなく、経年劣化（生活している中で、避けられない劣化）を加味した内容になっておるから、基本的には入居年数が長ければ長いほど負担割合は少なくなるはずなんじゃよ。

 

こうした知識がなければ、入居者側は「言われるがままにお金を払う」という状況に陥りがちじゃ。

 

自分の身を守るためにも、事前に基本的なルールについてはしっかり勉強しておくべきじゃな。

ツイート　　

スポンサーリンク