退去費用 壁紙 タバコ

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例えば学生さんの一人暮らしで、喫煙できる年齢を迎えてタバコを始める方。

 

この点を踏まえたうえで、タバコは楽しんでくださいね。

 

退去費用と壁紙と、タバコの関係を分かりやすく紹介します。

 

賃貸物件を決める時には、やはり第一に人気なのが新築物件です。

 

設備が充実していて、なおかつ家賃も周囲に合わせて設定されています。

 

住みたい場所に新築と、築十年の物件が数千円の差で売り出されていたら、新築を選ぶ方が多いでしょう。

 

新築物件はすべての設備が新しいので、ここで注意があります。

 

通常の使用で壊れてしまった設備には、貸主（大家さん）に発生した都度説明をして、初期不良個所などがありましたら情報は積極的に出しましょう。

 

不調だけれどもまあいいか、で使い続けると損ですよ。

 

設備には耐用年数（使えるであろう期間の基準）があるので、明らかに新しいのに不調なら交換修繕してもらえる可能性があります。

 

私は十年以上前ですが、賃貸に住んでいた際に洗面台が傾いたことがありました。

 

別に、体重かけたとかはなかったのですが歪んでしまい、管理会社に相談したら直してもらえました。

 

通常通りに使って一二年で壊れることはまずないはず、そんな設備が不調になった時には相談しておきましょう。

 

壊れたものを実質使えなかったのに、退去費用を修繕に充てられると勿体ないですから。

 

タバコに関しては、これは通常の使用での劣化ではないと判断されるようです。

 

壁紙（クロス）張替費用が、退去時に請求され、退去費用に加算されます。

 

ここでの注意点は、そのクロス費用が過剰に見積もられていないかというところです。

 

通常に生活して、消耗して劣化していくものまで原状復帰つまり元通りまで直す必要はありません。

 

クロスの耐用年数は6年とされています。

 

一般的なクロス張替工事単価は一平米800～1000円とされています。

 

新築物件に3年住んだとして、クロスはそれに伴って経年により劣化していくので総張替といっても元の価額の7割くらいになっているはずです。

 

とは言え、タバコは吸うと結構ヤニ汚れは出るものです。
非喫煙者の方の退去の事例よりは、クリーニング費用がかさんでしまうのは仕方ありません。

 

それでも喫煙したい方は、国土交通省が「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」をしっかり定めていますので、どんな事例があるのか、より詳しく見て見られるのをおすすめします。

 

古いアパートやマンションの場合は、大家さんが経験豊富で良い方である場合もあります。

 

予算、立地、設備、それは大事ですが、住みやすさは時にそれらを超える付加価値です。

 

管理体制が分かりにくかったり、問題が起きた時には相談に乗ってくれる人が明確。

 

それって、数値には出ませんが暮らすには大事な一点でもあります。

 

古くても部屋がそこそこ埋まっているなら、そこで安心して暮らしている方が居続けているという事ですから。

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