ペット可 賃貸 退去費用

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ペット可の賃貸物件、退去費用は一般の借主さんより高くなってしまう場合があります。

 

ペット特約など、ペットと共に家を借りるのは割高な契約が多くあります。

 

綺麗に使っていれば、ペット可と言われたのだし一般の退去費用と変わらないんじゃないか？

 

そう思われると、納得できない退去時の見積もりを出されるかも。

 

今、ペットを飼う方はとても増えています。

 

平成15年度のペットフード協会の調べによると、5世帯に一軒は犬を飼っている結果になっています。

 

室内飼いも僅かに屋外飼いを上回っています。

 

さて、ペット可の物件なんだからと少々の粗相も想定内なんだろうと考えて暮らした場合に退去費用が高めだった。

 

それって過剰請求じゃないかとのご意見もありましたが、実際はどうなのでしょうか。

 

私が住んでいるところは地方都市の結構田舎です。

 

で、ペット可の物件を調べましたが、敷金礼金無でペット可、結構な件数がありました。

 

そんなに賃貸の需要が無い（田舎なので持ち家にした方が安かったりする）土地でもペット可物件が一つの市内で百件を超えてあるとは。

 

という事は、ペットを飼わない世帯が後で入ることも良く起こると推察できます。

 

ならば原状回復の義務は「ペットを飼わない世帯が気にならないくらいまでの回復」を求められるでしょう。

 

ペットを飼われているお宅からすれば、ちょっとした粗相を慣れない時にしてしまったけど殆どトイレ失敗もないからキレイに使った、と思われるかも。

 

でも、全然ペットに馴染みのない側からすれば匂いなどは、気になるものです。

 

猫を飼う方、最近多いようです。

 

でもやんちゃな猫も居ますので、CMに出ているようにもみもみしてくれる猫が全てじゃありません。

 

知人の所の雄猫ちゃんは観葉植物は咥えて逃げる、壁は上ると元気いっぱいなようです。

 

持ち家なので大らかに接しているようですが、それ賃貸なら大変だろうねと聞いていて思います。

 

爪とぎもしますから、退去時にクロスの全張替を要求されたりと退去費用は高くなりがちな事例がありますね。

 

匂いを取るには通常のハウスクリーニングの2倍ほどかかることもあるようです。

 

ペット可、はペットが何をしても大丈夫な物件ではなくて、ペットを飼うのを許可されている物件という意味です。

 

子供の落書きは自己責任なのと同じように、ペットの引っかきも入居者負担を覚悟しておきましょう。

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