退去費用 フローリング

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和室のある賃貸物件は、襖、障子、畳などの補修費が加算されると退去費用が割高になる可能性があります。

 

では、フローリングならお安くすむのでしょうか。

 

住んでいる近場での物件情報を調べてみると、和室付は少なくなっているようですね。

 

フローリングは木の無垢をそのまま敷いているのは少数です。

 

多くは一層以上の複合材の上に～２ｍｍくらいの薄板を張っています。

 

階下への遮音性を高める為に、その下にさらにゴム、ウレタンなどのクッション材を張り付けたりもします。

 

木材なので、水で拭う事には弱い。

 

また、材質によっては爪よりも弱いことがある。

 

爪より弱い、は意外かも知れませんが、天然の石でも硬度では爪に劣るものも自然界にあります。

 

さて、そうなると家具を置くという日常の必要最低限行為で傷がつくのは仕方がない面もありますね。

 

実際に生活の為の家具設置によるフローリングのへこみは入居側が補修を負担する必要はありません。

 

普通の生活上の傷は入居者は退去費用で補修する必要はありません。

 

よっぽどのことが無い限りは、総張替にはなりません。

 

ですが、先ほど記載したように水に弱く、物によっては爪より弱い素材のフローリングを汚してしまって、強めの漂白剤でごしごし擦ったとなれば話が変わってきます。

 

フローリングは素材によってワックスも変えなくてはいけない、デリケートな面もあります。

 

手入れ、掃除のつもりでやったことが、フローリングを致命的に傷める可能性があるのです。

 

湿気の籠るものを置いてしまって、床にカビと撓みが出来てしまったら、自分に出来るのは乾拭き位です。

 

管理者に相談して、専門の方にケアして貰った方が無難でしょうね。

 

カーペットを敷くなどして、床の保護を日常的に気を付けた方が、後の事を考えると便利です。

 

4年くらい前の相談と、その解答でしたがフローリング全部張替は6畳で10万円以上かかるようです。

 

見た目に、木で強そう、なんて判断して管理を軽く考えると後で厄介です。

 

私も調べるまでは分かりませんでしたが、水で掃除しておけばいいんじゃないかでは済まないんですね。

 

何かを零してしまったら、極力すぐに綺麗に拭く、これはマストですね。

 

シミを作ったら、退去費用は確実に、上がりますね。

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