ヤマトの単身パックミニってどうだったの?プランに見る時代の引越しニーズ
単身での引越しといえば、ヤマトホームコンビニエンスの「単身パック」がメジャー。
あらかじめ決められたボックスに荷物を詰め込んで運ぶというスタイルで、価格が固定で決まっているのが魅力じゃ。
通常版と単身パックミニがあるようじゃが、積載量や料金はどのくらい違うのじゃろうか。
ヤマトの単身パックミニについて調べてみたぞい。
荷物少なめの一人暮らしにはちょうど良い、単身パック。
「それでもまだ、(ボックスが)大きい!もっと小さくても入りきるのに」という諸君のために設けられたのが、単身パックミニじゃ。
じゃが、2020年2月現在、ヤマトホームコンビニエンスの公式サイトには「単身パックミニ」の記載はない。
掲載されているのは通常版の単身パックのみで、積載量は以下のようになっておる。
通常版の単身パック
- 衣装ケース×3個
- 布団袋×1
- 段ボール×15個
- カラーボックス
これが今現在の「最小」の単身パックで、より荷物が多い諸君は単身パックを2ボックスで依頼することになるようじゃ。
参考までに、2ボックスにした場合の積載量も紹介しておこう。
単身パック×2
- 冷蔵庫
- レンジ
- 洗濯機
- テレビ
- 掃除機
- ローテーブル
- テレビ台
- 整理ダンス
- 衣装ボックス×5
- 段ボール×15個
- 布団袋×1
ボックスを1基増やすだけでも、運べる荷物はグッと増えるようじゃな。
では、「単身パックミニ」はどこへ行ってしまったのじゃろうか?
その積載量は?
以前のバージョンの単身パックについて紹介しているサイトを参考に、その積載量をまとめてみたぞい。
通常版の単身パック
- 冷蔵庫×2ドア
- 全自動洗濯機(4㎏)
- 電子レンジ
- 衣装ケース×3個
- 布団袋×1
- 段ボール×10個
- スーツケース×1個
単身パックミニ
- 段ボール×15個
- 衣装ケース×3個
- 布団袋×1
比較してみると、単身パックミニは今現在の通常版の単身パックと大差ないようじゃ。
料金も、17,000円~で同じ。(※同一市内での引越しの場合)
要するに、従来は「単身パックミニ」とされていたものが、通常の「単身パック」になったということなのじゃろう。
上記のように、単身パックミニ(今は通常版)だと、運べる荷物は本当に限られてしまう。
家電はほぼ運べないので、引越し先で新しいものを購入するという場合でもない限り、それらを運ぶために余分なお金がかかってしまうじゃろう。
料金は「1ボックス単位」となっているため、2ボックスにすると倍の金額になる。
同一市内でも34,000円になるので、探せば他の業者のほうが安く済むかもしれんのう。
例えば、日通の単身パックはSとLがあり、Sでも冷蔵庫やレンジも運べて17,000円~じゃ。
出典:引越しは日通 公式サイト 引越し単身パックS・L(WEB割引き実施中)
ハトのマークのひっこし専門協同組合の「小鳩プチトラパック」は、同一市内で11,000円~。
出典:ハトのマークのひっこし専門協同組合 北海道 サービス&プラン 小鳩プチトラパック
ボックスを2つ利用しても16,000円~なので、ヤマトに比べると安さが光るのう。
また、西濃運輸の「カンガルー単身MAX+1」は業界最大容量のボックス仕様で44,000円~とちょっと高めじゃが、一般的には別料金になる自転車も1台までなら一緒に運んでもらえるのでやはりヤマトで2ボックス頼むよりはオトク感があるのじゃなかろうか。(※車種によっては運べない自転車もあります。)
ヤマトホームコンビニエンスがかつて取り扱っていた「単身パックミニ」についてまとめてきたぞい。
ポイントを整理しておこう。
- 2020年2月現在、「単身パックミニ」の記載は公式サイトから消えている
- 通常版の単身パックが、いわゆる「ミニ」と同じで料金は17,000円~(同一市内)
- 荷物少なめの単身引っ越しは、他社の単身パックも要検討
生き方が多様化している現代では、荷物の量も十人十色。
一人暮らしだからと言って必ずしも荷物が少ないとは言い切れんし、「荷物が少ない」の程度も様々じゃ。
引越し業者は、多様なニーズに応えるべく単身パックの見直しも重ねてゆかねばならぬ。
単身パックの内容や料金は、その時代を映すものだと言っても過言ではなかろう。
時代のニーズにどう応えていくのか、引越し業者もアイデアが試される時代というわけじゃな!
一人暮らしの総合情報
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