引っ越し 単身パック ベッド

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全体的な荷物は少ないものの、ベッドがあるために引っ越し料金が上がってしまうというのはよくあることじゃ。

 

では、単身パックではどうじゃろうか。

 

ベッドは「運べる荷物」に含まれているの？

 

単身パックは、あらかじめ決められたサイズのボックスに荷物を積み込むような形になるのじゃ。

 

引っ越し業者からしてみれば「荷物の量を把握しやすい」「運びやすい」という点で助かる＝料金も通常の引っ越しよりも安いというカラクリになっておる。

 

そのため、基本的にはベッドのような大きな荷物は運べない。

 

単身パックというと、大手だとヤマトホームコンビニエンスや日通のプランがメジャーじゃが、いずれもベッドは対象の荷物に含まれていないので別途運ぶという形になるようじゃ。

 

ただ、公式サイトに掲載されている積載家財はあくまでも“目安”であって、「専用ボックス1本に積載できる家財量はお客様がお持ちの家財の形状、積み付け方などによって変わります」と記載されてある。

 

ベッドがコンパクトな組み立て式で、なおかつ他の家財量が少なければ単身パックに搭載できる可能性もあるということじゃな。

 

その点は、予約する際に必ず確認することじゃ！

 

単身パックに積めなったベッドは、家具家電用の宅急便で別送する形となる。

 

ヤマトホームコンビニエンスだと、シングルベッドは「Eクラス」、ダブルベッドは「Fクラス」に分類されていて、料金も違ってくるのじゃ。

 

一人暮らしの場合はシングルベッドが一般的じゃろうから、ここでは「Eクラス」として話を進めよう。

 

例えば東京都内で引っ越しをするとしたら、ベッドを運ぶだけで16,555円もかかってしまう。

 

単身パックで17,000円はかかるから、トータルだと軽く3万円超えじゃ。

 

この金額なら、単身パックを使わずとも通常の引っ越しプランを利用したほうが安いケースも出てくるじゃろう。

 

ベッドありの単身引っ越しをする場合は、どの業者の・どのプランを利用すれば「単身」ならではのメリット（荷物が少ない）を生かせるのか、料金を抑えられるのか？をじっくり比較・検討する必要がありそうじゃ。

 

ベッドの引っ越しでもう一つ注意したいのは、ベッドの解体と組み立てじゃ。

 

単身パックを利用するにしても一般的な一人暮らし用プランを利用するにしても、組み立て式のベッドは解体しなければ運べない。

 

そこで発生するのが、「解体」「組み立て」にかかる料金じゃ。

 

費用の相場は、解体・組み立てで2000円～3000円程度。

 

「意外に安い」と思われた方もいれば「結構、かかるんだね」と思われた方もいるじゃろうが、ドライバーや六角レンチを使って膨大にあるネジを外したり付け直したりするのじゃから、結構な手間だし技術も要る。

 

それをこの金額でやってくれるのであれば安いくらいじゃなかろうか。

 

特に、パイプ式のロフトベッドなどは素人が自力でどうにかしようとしても無理なので、潔くお願いしてしまったほうが良いじゃろう。

 

単身パックの場合はベッドの解体・組み立てまでは想定されていないケースも多いので、お願いしたいのであれば事前に必ず伝えて正確な見積もりを取ることじゃな。

 

引っ越しの単身パックでベッドを運ぶ場合の方法や料金、注意点について見てきたそい。

 

ポイントをまとめておこう。

 

 

最近は、こんな感じで折りたためるベッドも出ているようじゃ。

 

出典：ニトリ　公式サイト　折りたたみベッド(HY3 W85)

 

このようなタイプのベッドであれば、サイズによっては単身パックに積めるじゃろうし、宅急便で運ぶにしても費用を抑えられるじゃろう。

 

なんといっても組み立ての手間や費用がかからないので、転勤で引っ越しが多いという単身者はベッドを買うならこういったタイプのものを検討してみてはどうじゃろうか。

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