引っ越し 単身パック 自転車

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単身パックで自転車は運べるのか。

 

その問に対する答えは、「単身パックの種類と、自転車のサイズによる」といったところじゃ。

 

単身パックといえばヤマト運輸系列のヤマトホームコンビニエンスのプランが有名じゃ。

 

しかし、ヤマトの単身パックで使用する専用ボックスのサイズは最大でも高さ165㎝×横98㎝×奥行83㎝なので、全長185㎝ある大人用の自転車ははみ出てしまう。

 

というわけで、このままでは載せられないので、「単身パック+家財宅急便」を組み合わせて運ぶ形になるのじゃ。

 

おとな用の26インチの自転車は三辺の合計が300㎝～350㎝で、「Eランク」に該当する。

 

※参考：自転車のサイズはタイヤの前から後ろまでで185㎝×高さ120㎝×幅580㎝

 

仮に東京→神奈川の引っ越しだとしたら、費用は16,555円となるのじゃ。

 

さらに単身パックがワンボックス当たり約2万円前後かかるので合計すると約37,000円。

 

まあまあ妥当な金額じゃが、「自転車だけでこんなにするのは高過ぎではないか？」という声も聞こえてきそうじゃな。

 

残念ながら、宅急便で送れる物のサイズは三辺の合計が200㎝以下なので、大人用の自転車は通常の宅急便では運べない。

 

もっと節約しようとするなら、分解可能な自転車あるいは折り畳み式の自転車を選んで単身パックに載せて運ぶことじゃな。

 

同じくメジャーな日通の単身パックはどうなのか？というと、専用ボックスのサイズは最大で高さ175㎝×横108㎝×奥行104㎝じゃから、やはり自転車は載せられない。

 

日通も、自転車だけは別料金が発生するんじゃ。

 

以前は、自転車もセットで運べる「単身パックX」というプランがあったのじゃが、2020年7月現在は掲載されておらん。

 

料金は明記されておらんが、別料金が自転車を運んだ場合、茨城～横浜間でプラス10,000円そこそこだったとのこと。

 

どうやらヤマト運輸の家財宅急便を利用するよりはお安く運ぶことができそうじゃ。

 

そして、やはり日通の場合も、分解・折り畳み式ならば単身パックのボックスに積み込むことができるようじゃ。

 

転勤が多くてちょくちょく引っ越しがあるならばそもそも自転車を購入する時点で引っ越しを想定した選び方をしたほうが良さそうじゃのう。

 

では、自転車も運べる単身パックはないのか？というと、全くないわけではない。

 

西濃運輸の「カンガルー単身MAX+1」は、自転車1台までは単身パックのボックス料金に含めて運んでもらえるのじゃ。

 

⇒ 参考：西濃運輸　公式サイト　「カンガルー単身MAX+1

 

単身パックそのものの料金はヤマトや日通と比べるとちょっと高めの印象じゃが（東京～神奈川の引っ越しでもプラス1～2万円くらい）、自転車の料金を考慮すれば同じくらいか、もっと安くなる。

 

特に、例えば東京から大阪など長距離の引っ越しになると西濃運輸はオトク感が増すようじゃ。

 

ただし、競技用の自転車や電動自転車、高価品（ブランド品？）は対象外ということなので、その場合はやはり日通を利用するのが手堅いじゃろう。

 

単身の引っ越しで自転車を運びたい場合に安く済ませる方法について見てきたぞい。

 

ポイントをおさらいしよう。

 

 

ちなみに、自転車をリサイクルする（粗大ごみ）場合の費用は数百円じゃ。（各自治体のHPを要確認！）

 

こういってしまえば元も子もないのじゃが、古い自転車はリサイクル処分して、引っ越し先で新しい自転車を買うのが最も経済的かもしれん。

 

引っ越しの距離に応じて料金も変わってくるので、まずは複数社の見積もりを比較してみて最もコストが抑えられる方法を選ぼう。

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